「興味を持ちなさい」は負け発言?どうすれば仕事に興味を持ってもらえるのか。

こんにちは。そうすけです。

今回はモチベーションにつて1つ。サークルの責任者の方やボランティア集団を統括している方に特に読んでいただきたいと思います。

 

みなさん、会社ってずるくないですか?ズルいと言うか、それが契約なのですが、興味が無い仕事であったとしても「仕事なのだから興味を持て」、「お金をもらっているのだから」といった理由で半強制的にモチベーションを向上させることができます。

でもそれって従業員のポテンシャルを引き出していると言えるのでしょうか?

私は引き出せてはいないのではないかと思います。私が思うに、この「興味を持ちなさい」という発言は「私はあなたに仕事に対して興味を持ってもらう術を知りません。」と白旗を揚げているように感じます。

「興味を持ちなさい」は負け発言なのです。相手をワクワクさせ、積極的に参加したくさせる方法を考えてみましょう。

私は大学時代にサークルのリーダーをしていました。サークルですから、お給料は出ません。むしろ払ってもらういます。その払ってもらったお金でサークルが成り立つわけなので、サークルの仲間には辞めてもらっては困るわけです。ですから、モチベーションが高くないサークル仲間のモチベーションをいかに引き上げ、サークルに在籍し続けてもらうか考えていました。

しかし会社はその悩みをお金パワーで強引に解決してしまいます。また、社員は「自分で楽しくしなきゃ」と自己正当化のような活動も行ってくれます。(なんということだ)

そんな会社でも「仕事が楽しくない」という理由で辞めてしまう方がいるのも現実です。会社としては採用するためにとても高いコストを払っていますので、そう簡単に退職されても困るわけです。

これは会社に限った話ではなく、サークルも同じで、私がリーダーをしていた時に「辞める」と言われた時にはとても悲しかったものです。

 

ではどうすればモチベーションを高め、積極的に参加してもらえるのでしょうか?

私が本で読んだ方法を1つご紹介させてください。

 

その方法とは、普段の仕事や活動を自分の”価値観”に結びつけてあげることです!

つまり、「この仕事はあなたの自己実現の役に立っているのですよ。」と相手に認識させてやることで、相手のやる気を引き出そうというのです。実際、資格取得やセミナーなど社員のスキルアップに力を入れている会社は、そうでない会社に比べて社員の忠誠心が強いというデータもあります。

 

社員の自己実現の形はそれぞれです。ですから、いかに相手にとってプラスになるかを強調してあげてみると、より一生懸命仕事に取り組むようになるのではないでしょうか。

もちろんそのためには、相手の”価値観”を理解する必要がありますので、その努力は怠らないでくださいね。

 

お金の関係で結びついているわけではない、サークルや部活という組織には特におすすめです。

 

引用・参考

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